スタジオ日記

「薄餅/パォピンと包餅牛肉」

2017. 09. 27

「薄餅/パォピンと包餅牛肉」

応用クラスで「薄餅と包餅牛肉」、「青菜の上海蟹味噌あんかけ」を作りました。久しぶりの「薄餅/パォピン」作りです北京ダックを包む皮だと説明すればわかりやすいですね。この皮が大好きだという方結構いらっしゃるので今回ご紹介いたします。

生地は2枚を重ねて麺棒で薄く薄く伸ばします。フライパンでぷっくりと膨らむまで両面焼いて、そっと1枚にはがしていく面白い方法です。ゆっくり丁寧にはがさないとy破れてしまうため「1枚ずつ焼いたら駄目なんですか~」との声もありましたが、2枚まとめて焼くのが薄餅の特徴で、2枚一度に焼く方が合理的なんですね。片面がパリっともう片面はしっとりとこれも美味しさのひとつです。

今回「薄餅」に包むのは「包餅牛肉/パォピンニュウロウ」、牛肉の甘味噌炒めです。甜面醤で甘く炒めた牛肉は誰もが好きな味ですね。今回は特別に和牛を使用してさらに豪華に美味しくいたしました。こちらに白髪葱と千切り胡瓜を一緒に巻いて召しあがって頂きました。

もう1品は「青菜と上海蟹の蟹味噌餡かけ」でした。

上海蟹はお店「桂花」でも9月の下旬からコースが始まっています。この時期「上海蟹」のお好きな方は待ちどうしいですね。

日本の蟹の様に身が詰まり美味しいわけでなく、なんといっても濃厚な味噌が美味しいです。少量加えただけでもコクと風味がプラスされて料理全体が濃厚になります。今回の様な餡に加えるだけでワンランクアップした1品になります。

お店からの1品は「大海老の薩摩芋揚げ」 お店でも女性に大人気の揚げものです。衣は季節ごとに変わるのですが特に薩摩芋が人気ですね。レモンをキュっとしぼってパリパリした衣と甘い海老をお楽しみください。

デザートは「秋の豆花」。教室の試作とお味見兼ねて今月は「豆花」ばかりをお出ししています。台湾旅行に行かれた生徒さんの中には「豆花」が大好きだという方もいらっしゃいました。ぜひ台湾に行かれたら本場の「豆花」を召しがってみてください。お勧めですよ